その2『腸活』プロバイオティクスとプレバイオティクス

その2『腸活』プロバイオティクスとプレバイオティクス

プロバイオティクスって、何――?
水分や栄養を摂る一方で病原体も運び込まれるので、それらを撃退する免疫機能が腸に集中しているので、人の免疫細胞の7割は【腸】に集中していると言われております。
腸の中にある様々な細胞の働きによって、病原体が退治され、これらの免疫細胞と深く関わっているのが腸内細菌なのです。
例えば・・・
乳酸菌が増えると免疫力が高まる!ってよく言われ、知ってる方も多いと思います。乳酸菌の細胞壁には免疫増強因子があって、それが腸のリンパ球を刺激していることがわかっています。
このように、腸内フローラのバランスを改善することによって好影響を与える生きた微生物のこ『プロバイオティクス』と呼びます♪

プロバイオティクスは、生きた良質な菌を直接摂取する!

ヨーグルトや納豆など、麹のように乳酸菌やビフィズス菌を含む食物が当たります。しかし、基本的には生きた菌を口からとっても、多くは胃酸や胆汁で死んでしまい、腸内に定着せず排出してしまう。
生きて腸までに届く菌を、一定量・定期的に摂取することでその効果が実感できます。
有益な効果は、便秘・下痢の改善・免疫機能改善による感染防御やアレルギー抑制・動脈硬化の予防・抗腫瘍作用などが報告されています。

プレバイオティクスって、何――?
乳酸菌飲料やヨーグルトなどで善玉菌を摂取するとともに、腸内細菌の【餌】となるオリゴ糖などを摂取することも重要!
一部の食物繊維やオリゴ糖のような、腸内細菌の増殖・活性を変化させることにより体に好影響を与えて健康を改善する食品成分を『プレバイオティクス』と呼びます♪

プレバイオティクスは、腸内の善玉菌の餌となる成分を摂取する!

具体的に、野菜類や果物、海藻や豆類、穀物などに多く含まれる食物繊維やオリゴ糖のことだ。
食物繊維やオリゴ糖は、小腸で吸収されず大腸まで届き、善玉菌の餌となり分解されて短鎖脂肪酸になる。短鎖脂肪酸が腸内を弱酸性に保つことで、善玉菌が活発になるということです。